【徹底解説】求人掲載を開始するのにお勧めの時期
2025.1.29

はじめに
採用活動を行うに至って、いつの時期に求人を掲載すればいいのかわからないといった企業様も多いのではないでしょうか。
そこで、今回本記事では、時期的にどのタイミングで求人募集をすればいいのかを解説していきます。
採用活動が活発になる時期
月別の求人連載開始の意味やタイミングを見ていきましょう。
2月~3月
2月~3月は採用活動が最も活発になる時期です。
全国求人情報協会のデータによれば、年間の求人広告掲載件数には明確な変動が見られ、特に2月と3月に掲載が急増しています。この時期は転職希望者が急増し、新たなスタートを迎える4月を目指して転職活動を本格化させるためです。多くの人が年末に振り返り、転職を模索する傾向もあるようです。
また、企業側も3月を決算月としており、4月からの組織変更や人員調整に備え、採用活動が最も盛んに行われる時期です。新しい部署での人手不足が判明すれば、迅速な中途採用が行われ、求人広告が急増することが一般的です。
4月~6月
夏のボーナスが支給されるタイミングで、一部の従業員が退職の意向を表明することがあります。
前年度末までのプロジェクトに専念し、転職活動が難しかった求職者たちは、春から企業との退職交渉を開始することが一般的です。
7月に即座に転職を希望する人もいれば、夏季休暇を活用して9月に転職を検討する人もいます。
従って、入社時期についての調整が個々に異なる傾向が見受けられるでしょう。
求職者の動向と同様に、夏のボーナス支給後に欠員が発生する時期でもあります。年度初めに予想した人員配置では対応が難しく、社内の異動だけでは穴埋めできないケースもあり、急な中途採用が始まることも。
人事担当者にとっては、年度末や年度初めの忙しさを乗り越えた後、応募者とじっくり向き合える時期に差し掛かります。そのため、中途採用に適したタイミングと言えるでしょう。
9月~11月
9月~11月は年明け採用に向けて活発になる時期です。
企業に勤務する求職者にとって、転職の機会は上半期の終わりに巡ってきます。これは、進行中のプロジェクトが完了する時期や、下半期の異動希望の成果が出るタイミングなど、区切りのいい時期と一致するからです。
そのため、多くの人が冬のボーナスを受け取った12月や、新年の1月から新しい職場でのスタートに向けて、転職活動を本格化させます。
一方、企業側にとって、10月から下半期のスタートに向けて、人事異動や年末の退職者の補充、欠員対策のための中途採用が活発に行われる時期です。
また、新卒採用を行う企業では、内定の段階で人員調整が行われ、中途採用へのスムーズな移行が可能となることがあります。
1月~3月
中途採用を実施する最適なタイミングは、1月~3月の期間です。
これは、求職者が最も活発に動く時期であり、アプローチしやすいタイミングと言えます。
ただし、多くの企業がこの時期に採用活動を展開するため、求人情報が埋もれやすくなることも事実です。しかし、工夫を凝らせば、求人が埋もれず、求職者の注目を集めることができます。
この時期に魅力的な求人を提示し、求職者のアクセスを高め、他の時期では難しい効果を発揮させましょう。
採用活動にかかる期間
求人掲載から内定・入社まで約3週間~3ヶ月かかります。
まず求人サイトに求人を掲載するまでに1~3週間ほどかかります。これは、求人原稿作成のためのインタビュー対応や原稿作成から内容チェック・校正などがあるためです。これらを全てこなすには最低でも1週間はかかるでしょう。
次に、書類選考から面接です。求人サイトに掲載してから、いよいよ本格的に採用活動が始まります。応募者の数によっては書類選考だけでも1週間以上かかる可能性もあります。
その後、面接の日程調整や面接を複数回し、選定します。これらは応募者の数にもよりますが、1~2ヶ月の時間がかかると言えるでしょう。
内定査定を送った後、入社するまでの期間はだいたい1週間~2ヶ月です。内定者の中には、まだ籍が前の会社にあり「在籍中の企業の引継ぎ業務で、2ヶ月待ってほしい」という方もいるでしょう。
また、他の企業からの内定が出るまで返事を保留する方もいるため、最低でも1週間、最高2,3ヶ月かかるでしょう。
まとめ
この記事では求人掲載開始のおすすめの時期などをご紹介しました。欲しい人材によって掲載時期を変え、採用活動することが大切です。この記事を参考にし、採用活動をスムーズに進めましょう!
採用活動でのお困りごと、お悩みは、ぜひ一度人財企画までご相談下さい!