それ、惹かれない求人広告かも⁉応募が集まらない理由と改善策!
2024.5.13
目次
はじめに
求人広告は、企業と求職者を結ぶ大切なツールの1つです。ですが、「求職者にとって魅力的な求人原稿が作成できている」と、胸を張って言える採用担当者は何人いるでしょうか。今回は、そんな自社の求人に自信を持てない採用担当者の皆さんの為に、求人広告で応募が集まらない理由とその改善ポイントを、それぞれ詳しく解説していきたいと思います。
惹かれない求人
求人広告が求職者に刺さらない内容になってしまっている、応募が集まらない理由としては、主に以下の4つがあげられます。
●条件のハードルが高く、そもそも市場にターゲットがいない
●求職者が魅力的だと感じられるポイントが記載されていない
●他社と比較した際に給与や待遇面で劣っている
●仕事内容や会社の雰囲気など、働く環境に関しての情報が少ない
それでは1つずつ順番に見ていきましょう。
条件のハードルが高く、そもそも市場にターゲットがいない
まず1つ目の理由として、「条件のハードルが高く、そもそも市場にターゲットがいない」ことがあげられます。
仮に合致するターゲットがいたとしても、条件のハードルが高すぎてしまうと、「自分のレベルでは足りないのではないか」「もっと高いスキルを求めているのではないか」「業務をこなせるのか不安だ」などといった不安感を与えてしまい、なかなか応募をしようという気にならない可能性が高いでしょう。
今一度、必須条件や歓迎条件を見直し、修正が可能な条件面は書き換えるなどの対策を行うことをおすすめします。
求職者が魅力的だと感じられるポイントが記載されていない
次に2つ目の理由として、「求職者が魅力的だと感じられるポイントが記載されていない」ことがあげられます。
例えば、仕事探しをする上で一番重要視するポイントが「ワークライフバランス」という求職者に対して、「残業があり稼げる」「社内イベントを月に1度は行っている」「週に1度、業務時間外で勉強会を行っている」などといったアプローチの仕方では、全く魅力的に感じてもらえません。
そのような求職者に対しては、「リモートワーク制度有」「月平均残業時間○時間」などといった書き方をすれば、仕事とプライベートの時間の過ごし方を具体的に想像することが出来るので、求職者にとって魅力的な求人と言えるでしょう。
ターゲットとする求職者が、魅力的に感じるようなポイントを求職者の目線で試行錯誤し、具体的なアピールをすることが大切です。
他社と比較した際に給与や待遇面で劣っている
次に3つ目の理由として、「他社と比較した際に給与や待遇面で劣っている」ことがあげられます。似たようなターゲット層を欲している競合他社より、給料や待遇面が劣っている場合、求職者の立場からするとより良い条件の方に応募するは当たり前の心理でしょう。
その為、しっかりと市場調査をし競合他社の条件面を常にチェックしておくことが大切です。自社の求人の条件面が劣っているのであれば、見直しをして同じ程度もしくはより良い条件に改善する必要があります。
仕事内容や会社の雰囲気など、働く環境に関しての情報が少ない
最後4つ目の理由として、「仕事内容や会社の雰囲気など、働く環境に関しての情報が少ない」ことがあげられます。この部分に対しての情報が全くない、もしくは少ない場合、求職者が「自分に合っている職場・仕事内容なのか」「求めている環境・仕事内容なのか」を判断することが出来ません。その為、必然的に応募を避けられてしまいます。
求職者が自身の働いている姿を想像できるように、具体的な仕事内容、職場の雰囲気、環境などを記載する必要があります。
例えば、仕事内容の説明文を「営業」ではなく「最初は先輩と一緒にお客様先をまわります」「まずはテレアポから覚えてもらいます」「管理は全て弊社システムで行うので、帰社後にPC作業があります」などといった感じで、仕事内容を具体的に記載することで、求職者に入社後の姿を想像してもらいやすくなります。働く環境に関しても、「1人1台PC貸与」「カフェスペース有(無料)」「フレックスタイム制度有(コアタイム:10時~15時)」などといったように細かい情報を記載しましょう。
まとめ
以上、本記事では求職者にとって魅力的とは言えない求人になってしまっている理由と、その改善ポイントを解説して参りました。今一度自社の求人を見直し、より効果的な求人になるように改善してみて下さい。
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