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効果的な求人広告の書き方ー第三弾!応募資格と給与・待遇ー

2024.5.27

はじめに

はじめに

今回もまたまた前回記事に引き続き、効果的な求人広告の書き方の続きを解説していきたいと思います。ターゲット層から効率的に応募を集めるためには、下記の6つの項目を求人広告に記載する際に、工夫をする必要があります。

・キャッチコピー

・職種名

・仕事内容

・応募資格

・給与・待遇

・職場環境

第一弾では「キャッチコピー」に関して、第二弾では「職種名」と「仕事内容」に関して解説しましたので、まだ読んでいない場合はそちらも目を通してみてください。

今回の第三弾では、「応募資格」と「給与・待遇」の項目に関して解説していきたいと思います。それでは1つずつ見ていきましょう。

 

応募資格

応募資格

NG表現の確認

応募資格の中に、年齢や性別を制限してしまうような表現が含まれていないか、特定の居住地や身体的特徴を優遇する表現が含まれていないかをチェックしましょう。

さらに、応募者が企業に対して金銭を払ったり、指定の商品の購入、サービスの利用を促すような表現もNGです。

【NG例】

・入社時に、当社指定の作業着を購入いただきます。

・入社後、当社運営サイトの有料会員になっていただきます。

・研修費用として、入社時に3万円をいただきます。

 

高すぎる応募条件は避ける

応募条件のハードルを高くしすぎてしまうと、求職者の応募意欲が低下してしまう恐れがあります。たとえ条件を全て満たしていなくても、別の分野での能力がとても優れているといったような人材を逃してしまう可能性があります。また、条件をたとえ満たしていても、あまりに高すぎる応募条件を前に、不安が大きくなってしまったり、自信を失ってしまう求職者もいるでしょう。

そういった優秀な人材を逃さないように、条件の設定には細心の注意が必要です。

 

条件の中でも必須と歓迎を区別する

応募資格の条件の中には、必須条件と歓迎条件が存在します。これをしっかりと区別し分けて記載する必要があります。見分けがつかないような表記にしてしまうと、一つは満たしているけど、もう一つが足りないといったように、条件に合う求職者が減ってしまう可能性が高いです。

また、必須条件をたくさん設定したり、難しい資格が含まれていると、条件を満たす求職者が少ない可能性が高いので、応募資格の設定は慎重に行う必要があります。なかなか応募を集められないといった場合には、応募条件を見直すことが必要かもしれません。

 

給与・待遇

給与・待遇

昇給の幅をイメージできるような年収例を記載する

給与が高い企業はそこまで重要視しなくても問題はないかと思いますが、給与があまり高くない企業は、勤続年数によって平均どの程度年収が上がっていくのか、その幅がイメージできるような年収例を記載するといいでしょう。求職者の立場からすると、スキルや役職によってどれくらい年収が上がっていくのか理解できる方が、応募意欲が高まります。

記載する年収例は、残業代やインセンティブ、賞与や家族手当、住宅手当、交通費等、支給する可能性が高い手当を全て含んだ推定年収にすると、より具体的になりイメージがしやすいでしょう。実際に働いている人の年収を、それぞれの年齢別に実績として記載する方法も、実際に自身が働いた際のイメージが掴みやすくなるため、おすすめです。

【例】

年収350万円/月収25万円+賞与(諸手当含む)(入社3年目、24歳)

年収420万円/月収30万円+賞与(諸手当含む)(入社10年目、31歳)

 

福利厚生などの待遇面は全て書き出す

自社の福利厚生などの待遇面に関しては、求人広告に全て記載し出来るだけ多く書き出すことをおすすめします。その他の条件が同レベルの企業であれば、福利厚生がより充実している企業の方が求職者には魅力的に映ります。福利厚生が魅力的な企業は、求職者にとって「働きやすい企業」であったり、「働く社員を大切にしている企業」といったような印象を持ってもらえます。

例えば、住宅手当やランチ補助、健康診断の実施や自社独自の休暇制度など、求職者にとってメリットになるような内容の福利厚生を多くアピールしましょう。

 

休暇取得の実績は数字で表す

産休、育休や、有給取得に関する実績は具体的な数字を用いて記載することで、求職者により魅力に感じてもらえるポイントになります。例えばですが、「産休・育休取得実績あり」といった記載の仕方をしている企業より、「産休・育休取得率100%」といった記載の仕方をしている企業の方が、求職者から見て「確実に取得できそう」だと感じるでしょう。

さらに、定着率の高さをアピールしたい場合には、「定着率が高い」といった記載の仕方ではなく、「5年連続新入社員の定着率100%」や「離職率0%」などといったように、具体的に記載することで信ぴょう性が増したり、働きやすい環境をイメージしてもらいやすくなります。

 

まとめ

まとめ

以上、本記事では効果的な求人広告の書き方のポイントの中から、「応募資格」と「給与・待遇」について解説して参りました。それぞれに関していくつかのポイントがあるので、ぜひ1つずつ自社の求人広告と見比べて、改善可能な部分は修正してみてください。

記事を参考に修正してみても、なぜか応募が集まらない…といったお悩みを抱えている採用担当者は、ぜひ一度人材企画までご相談ください!問題解決から改善のアドバイスなど、プロ目線で様々なお手伝いをさせて頂きます!

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