応募数アップ!経験者向けor未経験者向けで変えるべき求人の書き方
2024.4.5
求人を出しても、「なかなか応募が集まらない」、「採用基準を満たすスキルを持った人からの応募が来ない」というお悩みはありませんか?
人材採用に苦戦している企業様は、もしかしたら、企業側が求めているターゲットにとって、魅力的に感じる求人を出せていないのかもしれません。
本記事では、未経験者と経験者、それぞれのターゲットに向けた求人で、何を打ち出すべきかについて解説します。
目次
採用のマッチングに必要なこと
「こんな経験のある人に来て欲しい」、「未経験でも良いからたくさん採用したい」など、企業様によって状況やご要望は様々だと思います。
人材採用を成功させるためにまず大切なことは、自社が必要とする人材の要件を明確にすることです。これが明確でなければ、ターゲットに訴求できる求人は作ることができず、求人を出してもマッチする人材に出会える確率が下がってしまいます。まずは人材要件を明確にし、その後にターゲットに響くメッセージは何かを考えていきます。
共通して書くべき項目
求職者が求人を見た時に、「この企業は私を必要としている!」と感じられるかどうかが重要です。そのためには、ただ労働条件が書いてあるだけの求人ではなく、どんな人材を必要としているのか、どんな人に向いている仕事なのかを具体的に記載する必要があります。未経験者、経験者どちらを募集する際にも、以下の項目は求人に記載するようにしましょう。
具体的な仕事内容
まず一番重要なことは、仕事内容を具体的に記載することです。
求職者は、求人に書いてある内容から、自分に出来そうな仕事か、やりたい仕事内容かを判断します。仮に営業職の募集で、求人の仕事内容には「包装資材の営業」とだけ書いてあったとします。この情報だけで入社をした人は、「納品の仕事まであると思わなかった。」「新規開拓の電話がけがあるなんて聞いていない。」という様に、想像と実際の仕事内容にギャップを感じてしまうことが多いでしょう。ギャップが大きければ大きいほど、せっかく採用した人材の退職に繋がってしまいます。
それを防ぐためには、仕事内容はできるだけ具体的に記載し、求人を読むだけで働いている姿を具体的にイメージできるようにしておきましょう。
求めるスキル・経験・タイプ
応募者に求めるスキルや経験がある場合には、求人にきちんと記載しましょう。経験者を募集する場合は、「経験者」とだけ記載するのではなく、経験年数がどれくらい必要なのかや、「〇〇ができるレベル」など、必要な経験・スキルを具体的に記載するのが良いでしょう。
未経験者の募集であっても、「人と話すことが得意な方」や「数学が得意な方」など、仕事に向いているタイプを記載することでミスマッチが防げます。
社風
経験・スキルがマッチした人が採用できたとしても、社風が合わずに退職してしまっては意味がありません。自社の社風が伝わるように、スタッフの写真を載せたり、社内での印象的なエピソードを載せるなどの工夫が必要です。社員の方のインタビューを載せることも効果的です。
未経験者向けの訴求ポイント
では、未経験者向けの訴求ポイントを見ていきましょう。
研修・教育体制について
未経験者にとって、入社後にどのように仕事を覚えていけるのかは気になるポイントです。社内・社外での研修の有無や研修内容、研修期間を詳しく記載しましょう。社内の教育担当が決まっている場合には、どんな人が教育担当になるのかを記載することも安心感に繋がります。一人前になるまでにどれくらいの期間がかかるのかも記載すると良いでしょう。
ステップアップの流れ
未経験の方が入社後にどのようにステップアップしていけるのか記載することで、長く仕事を続けていくイメージを持つことが可能です。
1~3年:一般社員
3~5年:チームリーダー
5~8年:課長職
というように、モデル例を記載することをお勧めします。それぞれの役職の年収例も併せて記載すると、収入がどう変化していくのかも分かり効果的です。
経験者向けの訴求ポイント
経験者の方を採用したい場合の訴求ポイントを紹介します。
任せたいポジション
経験者の場合は、未経験者とは異なり研修からスタートするというよりも、すぐに戦力として仕事に参加してもらうことが多いでしょう。求職者にとって、どのポジションで仕事をすることになるのかは気になるポイントです。例えば2~3年目の社員と同じポジションからスタートするのか、いきなりリーダー的なポジションを任されるのかなど、今回採用する方に任せたいポジションが記載してあると安心です。
幹部候補を募集したい場合なども、その旨を記載しておくと良いでしょう。
収入例
経験者が転職先を選ぶ際には、以前の職場よりも収入が上がるかどうかも重視します。
求人では今回の採用者に支払われる給与の最低額を記載する必要がありますが、経験年数やスキルによって給与額が上がる場合には、給与例として記載しておくと分かりやすいです。
また、基本給だけで比較すると他社より給与が安い場合でも、手当や賞与を含むと他社よりも収入が高くなるケースもあります。求人には基本給だけでなく、手当の種類・額や、賞与についても出来る限り具体的に記載しましょう。
まとめ
本記事では、採用のマッチングに必要なことや、未経験者と経験者、それぞれのターゲットに向けた求人で何を打ち出すべきかについて解説しました。
労働人口が減少傾向にあり人材の確保が難しくなってきている中で、自社の求める人材にアプローチするには、求人の内容にもこれまで以上に工夫が必要です。
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