採用担当者必見‼人材募集の手法とその特徴・メリット・デメリットを解説‼
2024.6.28
目次
はじめに
求人情報を掲載して人材募集をする際、応募者が集まるのか、求職者に見てもらえるのか、といった不安を抱えている採用担当者は少なくないはずです。
人材募集をする際に失敗を防いだり、応募数を増やすには、自社に適した手法で人材募集を行う必要があります。
そこで今回本記事では、人材募集の主な手法の中から厳選した9つの手法を紹介し、それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説していきます。
人材募集の方法9選-特徴・メリット・デメリット
1.求人広告
●特徴
Webでの求人広告は、求人サイトに求人情報を掲載し、それを見た求職者が応募するといった仕組みになっています。求人サイトには様々な職種や業種の求人情報を取り扱っている「総合型」と、新卒・中途などのキャリアや、職種・業種に特化した「特化型」の媒体が存在します。
料金体系は「先行投資型」と「成果報酬型」があり、先行投資型は求人を掲載する時に費用が発生し、成果報酬型は採用が成功した際に費用が発生します。
●メリット
・掲載から採用までのスピードが早い
・転職に意欲的な人材が多い
・スカウトメールを活用する事で企業から求職者に直接アプローチできる
・先行投資型であれば採用人数によって費用がかさむことがない
・データベースが大きい為、ターゲットとする人材とマッチしやすい
●デメリット
・先行投資型の場合、採用不採用に関わらず費用がかかる
・他の求人に埋もれてしまう可能性がある
・知名度の高い企業へ応募が集まってしまう傾向にある
2.求人検索エンジン
●特徴
求人検索エンジンの場合、費用が無料であるケースが多いですが、有料オプションを利用し、検索画面の上部に表示させることも可能です。これを利用し、より効果的に人材募集をすることも可能です。
●メリット
・求人掲載費が無料
・詳細検索が可能なため、ミスマッチが起きにくい
・幅広い求職者に見てもらう事が可能
●デメリット
・有料オプションを利用しないと、他の求人に埋もれてしまう可能性がある
・ターゲットとしていない求職者からの応募も来やすい
・運用にはある程度の知識が必要な場合がある
3.ハローワーク
●特徴
ハローワーク(公共職業安定所)は、厚生労働省が運営する総合的雇用サービス機関で、全国に500ヶ所以上存在します。求人掲載を申し込めば、ハローワーク内にある端末や、インターネット上で公開されます。求人掲載費は無料です。
●メリット
・求人掲載費が無料
・地方求人に強い
・利用者が多い
●デメリット
・ターゲットが絞りにくい
・求人情報の書き方に工夫が必要
4.紙媒体
●特徴
タウンワークや求人情報誌、折込チラシなどの紙媒体は、Webに不慣れな年齢層をターゲットとしたい場合や、エリアを限定して募集したい場合に活用することをおすすめします。
費用は、それぞれのケースによってことなり、数万円から数十万円かかる傾向にあります。
●メリット
・特定のエリアに絞ってアプローチが可能
・Webに不慣れな年齢層にもアプローチが可能
●デメリット
・一度発行されると内容の修正がしづらい
・Webに慣れている若手層へのアプローチはしづらい
5.ダイレクトリクルーティング
●特徴
ダイレクトリクルーティングとは、SNSなどのDM機能や求人媒体のスカウトメールを活用し、企業が直接求職者にアプローチする人材募集方法です。
人材不足が問題となっている現在、企業側から直接求職者にアプローチすることで、応募者がなかなか集まらないといった状況を脱出できるかもしれません。
●メリット
・直接求職者にアプローチできるので、他社に埋もれる心配がない
・求人情報の作成から採用までを一括して自社で行うので、ノウハウを構築しやすい
・応募さえ獲得できれば採用までのスピードが早い
●デメリット
・ノウハウを持っていないと採用成功までに時間がかかる
・全て自社管理で行うので、マンパワーがかかる
・メッセージを読んでもらう為にタイトルや内容の工夫が必要
6.ソーシャルリクルーティング
●特徴
ソーシャルリクルーティングとは、SNSを使った人材募集方法です。SNSを使用し自社の情報発信を行い、応募してもらえるように求職者に自社の魅力をたっぷりとアピールします。SNSは無料で利用が可能なため、採用コストも抑えられます。
●メリット
・情報拡散力が高い為、拡散されれば多くの人にアプローチが可能
・若手層にアピールするには最適
・採用コストがかからない
・企業のイメージアップも一緒に可能
●デメリット
・定期的な情報発信が必要
・SNS運用の知識が必要
・炎上してしまうリスクがある
7.採用イベント
●特徴
採用イベントとは、合同企業説明会で企業がイベントブースに出展し、来場者に直接会ってアプローチする方法です。採用イベントの費用は出展料金の相場が50万円程度で、プラス成果報酬のサービスやWebの求人広告掲載のサービスもあり、それらのサービスを利用するとさらに20~100万円程度上乗せになります。
●メリット
・求職者に対面式でアプローチが可能
・1日で多くの求職者にアプローチが可能
・同日に面接ができるサービスを利用することも可能
●デメリット
・地方での開催は少ない傾向にある
・事前準備に時間がかかる
・イベントに参加する人員確保が必要
9.自社HP
●特徴
自社のHPを活用し人材募集をする場合、求人情報の掲載を自社のHP内で行うため、情報の掲載やカスタマイズが自由にできるといった特徴があります。
●メリット
・カスタマイズが自由にでき、自社の魅力を伝えるための工夫がしやすい
・自社の情報を細かく掲載できるので、ミスマッチが生じにくい
・自社が主体となった運用ができる
●デメリット
・就職、転職潜在層へのアピールになるので効果が出るまでに時間がかかりやすい
・外部にサイト制作を依頼するとコストがかかる
・コンテンツの作成に時間と労力がかかる
まとめ
以上、本記事では、人材募集の主な手法の中から厳選した9つの手法を紹介し、それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説して参りました。
それぞれの特徴とメリット・デメリットを踏まえた上で、再度自社はどの方法で人材募集を行うのが適しているのか、考えてみて下さい。
自社での人材募集に限界を感じている、解決しないお悩みを抱えている、そんな採用担当者はぜひ一度人財企画までご相談下さい!