はじめに

求人検索エンジンであるIndeedでは、一般的な求人情報サイトとは違って、求人情報を無料で投稿・掲載することが出来るプランがあります。また、Indeedに直接投稿をした求人情報を通じて採用が決定した場合でも、成功報酬のような費用は一切かかりません。その為、無料プランの場合は、求人掲載から採用までを無料で行う事が出来ます。一方、スポンサー求人という有料で求人情報を投稿・掲載出来るプランを利用して、応募者をより集めることを試みる事も出来ます。本記事では、その無料で投稿・掲載する方法と、スポンサー求人の始め方や利用方法を解説していきます。

Indeedでスポンサー求人を利用する方法

Indeedを活用する際に、有料プランであるスポンサー求人を利用することで、より多くの求職者に求人を見てもらえるチャンスが生まれます。そんなスポンサー求人の料金の仕組みと活用方法、そして登録方法まで解説していきます。

○スポンサー求人の料金形態

スポンサー求人にかかる料金としては、大手検索エンジンのリスティング広告と同じく、「クリック課金制」がとられています。つまり、スポンサー求人がクリックされたり、閲覧されることで初めて料金が発生するという仕組みになっています。

○料金請求

スポンサー求人にかかる費用は、基本的に事前に登録しておいたクレジットカードから支払われるような流れになります。利用料金が40,000円に達するごとに請求される仕組みになっており、40,000円未満の場合は月末締め・翌月月初での支払いといった仕組みになっています。

例えば、求人情報のクリック単価が250円の場合、ひと月に80回見られれば、カードの翌月利用分として20,000円の請求が来ます。240回見られたとすると、60,000円分の費用が発生し、40,000円が当月のカード利用分として請求され、残額の20,000円が当月末締めで翌月月初に請求されるという仕組みです。この場合、翌月は20,001円からではなく再度0円から加算されていきます。

○スポンサー求人を有効的に利用する方法

・広告ユニット「注目の企業」を活用する

スポンサー求人への出稿金額が特定の条件を満たすと、「注目の企業」という機能が使用可能となります。

「注目の企業」とは、Indeedで自社の名前が検索された際に、検索結果で職種名の近く（上部）に企業のロゴを表示できるので、求職者に興味を持ってもらえるような強いアピール・魅力となります。

また「注目の企業」を活用することで、「労働市場分析機能」というものが使用可能となります。管理画面の上部から【職種×勤務地】の組み合わせで、前月のIndeed全体の求人情報数や求職者数をチェック出来るような仕組みになっています。これを活用することで、よくクリックされている”人気検索キーワード”を知ることができます。自社の企業ページに不足しているキーワードがあれば、随時追加して、より多くの求職者の興味・関心を惹きつけることが期待できます。

○スポンサー求人への登録方法

Indeedのスポンサー求人へ登録する方法は、無料掲載の際と同じ方法となります。まずは、アカウントを作成して、求人情報を入力します。

次に、「自動入札調整」から予算額を設定します。Indeed独自のハイレベルな分析機能を使って、設定した求人広告に関して自動的に最適化された予算を提示してもらえます。その為、更にピッタリな求職者に求人が表示されるという事になります。

広告予算を設定したら、広告費の請求先や支払方法を登録します。広告費はクレジットカードでの決済が基本の支払い方法となるため、あらかじめ準備しておくことをおすすめします。

Indeedに無料掲載をする方法

スポンサー求人を活用するためにも、まずはIndeedに無料で求人情報を掲載する必要があります。無料掲載の方法としては下記の3つが挙げられます。

・直接投稿

・クローリング

・ATS連携

まず、1つ目の直接投稿は、自社のウェブサイトや求人情報ページを持っていない企業にとってとても便利な方法です。こちらは、指示に従って表示されるいくつかの必須項目を入力していくだけで、簡単に手続きが可能です。

次に、2つ目のクローリングは、自社のウェブサイトや求人情報をIndeedのシステムに読み込ませて、自動的にIndeedに掲載させるといった方法です。こちらは、自社の採用ページで掲載中の求人情報が一定の基準を満たしていれば可能です。

最後に、3つ目のATS連携は、ATS（求人データ、採用プロセス、採否を全て記録するシステム）を利用して、採用サイトを作成すれば自動的にIndeedと連携されるといった仕組みの方法です。Indeedとの連携が可能なATSの利用で、Indeedへの掲載が可能となります。

まとめ

本記事では、Indeedの利用料金やその掲載方法に関して解説してきました。こちらの記事を参考に、自社に合った掲載方法を選択して頂ければと思います。ですが、採用担当者の中には自身で運用して行く自信がない・まだよくわからないといった人も多いかと思います。

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