今更聞けないIndeedとは?その効果について解説
2024.3.14
目次
はじめに
企業の採用担当者の中にも、そもそもIndeedって何?活用によって効果が出るものなの?という疑問を持っている方もいるかと思います。あるいは、Indeedについてはある程度知っていて活用もしているけど、もっと求人効果を高めたいという採用担当者も多いかと思います。
ここでは、Indeedの仕組みや、活用することによって得られる効果、更に今よりもっと求人効果をアップさせる為のポイントについてまとめていきます。
Indeedとは
Indeedとは、Web上に公開されている多くの求人情報を一度に検索出来る求人検索エンジンです。
他の求人サイトとIndeedの違いは、”多くの求人情報が集約されている”という点です。他の求人サイトの場合、求職者はそれぞれのサイトで求人を検索する必要があります。ですが、Indeedの場合は求人サイト・企業の採用ホームページ・ハローワーク等、様々な求人情報を一度に検索することが可能です。その為、求職者はIndeedを利用することで、自分にピッタリな求人を、より簡単に見つける事が出来ます。
Indeedの活用によって得られる効果
Indeedはユーザー数が多く、月間訪問数は日本だけでも3,700万以上にのぼると言われています。国内の最も登録者数が多いと言われている求人サイトでも、登録者数は約1,000万人前後の為、かなり多いことが見て取れます。その為、求人をより多くの求職者に見てもらえる効果があります。
また、料金体系には”無料掲載”と”有料掲載”があり、無料掲載であれば掲載自体に費用が掛かることはなく、コスト削減が可能です。
有料掲載は”クリック単価制”といって、クリック数でのみ費用が発生する仕組みになっていて掲載期間の定めもない為、採用状況や予算に合わせて、その都度求人の掲載・休止・再掲載が出来ます。
更に、採用業務の負担軽減にも期待が出来ます。Indeedは他の一般的な求人サイトとは違い、掲載にあたって営業担当者との商談や交渉、確認等の動作が不要の為、採用業務にかけていた時間や求人掲載までの期間・手間を削減することが出来ます。
そして、求人掲載に加えて、応募者の採用状況管理もサイト上で一気に可能です。その為、応募者とのメール内容や選考スケジュールの確認、面接オファーに関してかかっていた業務負担が軽減され、採用業務の効率化も図れます。
Indeedで求人効果をアップさせる為のポイント
ここからは、Indeedでの求人掲載効果を高める為に押さえておきたいポイントを、1つずつ紹介していきます。
有料掲載をうまく活用する
現状、無料掲載を利用しているが効果を感じられない、または、もっと求人効果を高めたいと考えている採用担当者は有料掲載への移行を検討してみる事をオススメします。
有料掲載では、掲載中の求人広告や表示回数、クリック数、平均クリック単価等のデータを通して、広告効果を確認・分析できる機能である”パフォーマンスレポートを利用することが可能な為、この機能を利用することによって、求人効果を更にアップさせる為の課題点や問題点、改善策に気づきやすくなります。
”クリック率”を確認する
有料掲載の利用によってチェック出来るパフォーマンスレポートから、”クリック率”を確認し改善する事で、求人効果アップに繋がります。(クリック率:検索結果において、求人が表示された回数のうち”求職者からクリックされた割合”)
クリック率の改善には、掲載求人のタイトルを変更する事が効果的と言われています。求職者がクリックしやすいように、一般的な職種名への変更や、必要な情報が簡潔に伝わるタイトルにする事をオススメします。
”クリック単価”をチェックする
有料掲載ではクリック単価を変動させることで、求人の露出増減をうまく調整出来ます。
クリック単価を上げれば表示回数が増え、下げれば減る為、幅広い層に求人を届ける事が出来たり、反対に求職者層を狭めることも可能です。
職種やエリアによって適切なクリック単価が異なるので、それぞれの求人に合った単価を探りながら運用する事で求人効果アップに繋がります。
”応募率”をチェックする
Indeedが推奨している応募率は職種によって異なりますが、大体0.4~0.6%と言われており、この数値を維持する事で求人効果アップに繋がります。
応募率の改善には、まず掲載している求人情報や採用ページの内容を工夫する事が効果的です。また、採用までのステップが多いと求職者が応募を躊躇してしまう可能性がある為、ステップを3つ以下に抑えたり、リモート面接を取り入れる事も応募へのハードルを下げる手助けとなり、有効的です。
求人内容を工夫する
無料・有料掲載に関わらず、求人内容を工夫して書くことで、表示回数や応募率が改善する等、求人効果アップに繋がります。
業務内容は求職者がイメージしやすいように、具体的かつ明確に記載する事をオススメします。また、求めている人材が求職者に相違なく伝わるように、スキル項目は”必須”と”歓迎”を分けて記載した方が良いでしょう。
また、労働条件の記載、手当の内訳・詳細等を明確化する事や、社風や社員募集の背景、実際の仕事風景、社内の雰囲気等を記載する事によって、求職者に自社の情報が伝わりやすく、興味を惹きやすくなります。
掲載求人数を増やす
掲載求人は多ければ多い程、検索結果に表示される機会が多くなる為、求人の表示回数の増加に期待が出来ます。
複数の職種や、同職種でも異なる雇用形態での募集がある場合は、それぞれの求人を作成・掲載する事で、それぞれに求職者が集まり、結果的に求人効果アップに繋がります。
まとめ
本記事では、Indeedについてと、その活用で得られる効果についてまとめて参りました。Indeedを活用したい、また効果を得たい場合には、本記事を参考にしてみて下さい。
活用方法が分からない場合や、なかなか効果が得られない場合には、ぜひ当社、人財企画にご相談下さい!採用のプロが、プロの目線からサポート、ご提案させて頂きます。