Indeedのキャンペーンとは？

Indeedのキャンペーンとは、有料掲載（スポンサー広告）の求人情報のグループ分けができる機能のことを指します。簡単に言うと、キャンペーンとは求人をまとめたグループのことです。

例えば、「事務」「営業」「配送」といった職種ごとに求人をグループ分けしたり、「関東」「関西」のようにエリアでグループ分けをしたり、このような求人のグループのことをキャンペーンと呼びます。

そしてこれらのキャンペーンごとに、予算設定や、広告の配信・停止などができるため、予算調整を行いやすいなどのメリットがあり、効率よくIndeed広告を運用することにおいて欠かせない機能です。

Indeedをクローリング掲載（別サイトの求人情報をIndeedに連携する方法）で利用している場合には、特に事前の設定なくキャンペーン機能を利用することができますが、Indeedで直接求人情報を作成する直接投稿の場合には、キャンペーン設定を行う場合にIndeed 側での事前設定が必要となります。

キャンペーン活用のメリット

予算管理がしやすい

Indeedのキャンペーン機能では、キャンペーンごとに予算調整（月額or日額）と広告配信・停止の設定ができます。そのため、急募で特に力を入れたい求人に予算を集中させるといった方法も可能になります。また、無駄なクリックを減らせるため、広告費の節約にもつながります。

効率良く募集ができる

キャンペーンを利用して職種や地域などでグループ分けすると、それぞれのグループの採用ターゲットが明確になり、求めている人材とマッチングしやすくなります。

また、予算管理ができるだけでなく、グループごとのデータを取得できるため、分析もしやすく、求人原稿の改善にも活かせます。

目標設定とは

Indeedのキャンペーン設定は2022年の3月から大きく変更になり、現在は「目標設定型キャンペーン」という機能が提供されています。目標設定には「バランス型」「応募数最大化型」「目標応募数型」「目標応募単価型」という4つの種類があり、キャンペーンごとに目標を設定します。ではこれら4つの目標にはどんな違いがあるのかを見ていきましょう。

バランス型

バランス型は、全ての求人で満遍なく応募や費用が配分されるようAIが自動でバランスをとり運用します。そのため応募を獲得できる求人の数が多くなる傾向にあります。一方でバランス良く満遍なく運用する分、予算をかければより多くの応募数を集められた求人でも、予算が集中しないため応募数が増えなかったというケースも発生する可能性があります。

キャンペーン内の全ての求人で予算をバランス良く使いたい場合や求人件数が多い場合には、バランス型がお勧めです。

応募数最大化型

応募数最大化型は、設定した予算内で応募数を最大化させる運用方法です。キャンペーン単位で応募数をできるだけ多く獲得しようと動くため、応募数はバランス型よりも多くなる傾向にありますが、キャンペーン内の一部の求人にクリックや予算が集中することもあります。

目標応募数型

目標応募数型はキャンペーン内の求人ごと、もしくはキャンペーン全体に目標とする応募数を設定し、予算内で目標を達成できるように調整して運用されます。一部の求人が目標達成した場合は、目標達成した求人は有料掲載が停止され、そのほかの求人へ予算が再配分されます。

目標に達したらそれ以上の応募獲得がない点には注意が必要です。

目標応募単価型

目標応募単価型は応募1件当たりの目標単価を設定し、予算内でそれを達成できるように調整して運用します。目標単価はキャンペーン単位での設定となります。

但し、あくまで目標なので、必ずこの応募単価で獲得できるわけではありません。

目標単価を達成できるよう自動で調整される点が魅力的ですが、その反面、低単価で応募を獲得できる求人に予算が集中してしまったり、求人単位で見ると設定した目標よりも高い単価となる求人が発生する可能性があります。

まとめ

本記事ではIndeedのキャンペーン機能について解説しました。特に多くの求人を管理していく上では、キャンペーン機能を活用することで予算の管理や調整がしやすくなるメリットがあります。

自社の採用目標に合わせてキャンペーン設定を行い、採用活動を効率良く行っていけると良いと思います。

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