【Indeedアナリティクス】プロが使い方を徹底解説!
2023.9.12
インディードは他の求人媒体と違い、運用型広告です。
一般的な求人広告は、原稿を作成し掲載したあとは応募を待つだけなのに対し、インディードの求人は、原稿を掲載した後にも求人効果を高めるための運用が必要という特徴があります。
この運用をどれだけうまくやるかで、求人の効果は変わっていき、うまく運用ができれば採用への近道に。
そこでこの記事では、インディードを運用するうえで必要な「Indeedアナリティクス」をご紹介します。
ログイン方法から使い方、分析のポイントまで詳しく紹介しているので是非最後までご覧ください!
目次
Indeedアナリティクスとは?
運用をまだ始めていない、始めたばかり、なんて方はそもそもIndeedアナリティクスがどんなものなのかご存じではないと思います。
そこで簡単に説明していきますね。
Indeedアナリティクスは、書類だけでは見えてこない求職者の声や動向を分析できるツールの事です。
このツールを使うと、大まかなデータ動向から、自社の求人がどれだけみられているかなどの細かい情報をデータ化し、見ることができます。
ここで分析したデータを使い、今後の改善をしていくのが目的です。
このツールを使えば、求人効果を最大に高めることができるので、運用には不可欠なものになります。
Indeedアナリティクスを利用する方法
ではまず、Indeedアナリティクスの使用方法から見ていきましょう。
Indeedアカウントを取得する
Indeedアナリティクスを活用するためには、Indeedアカウントを作り掲載を始める必要があります。
▽Indeedアカウントを取得(無料)
▽インディードのトップページに進み、「求人掲載(無料)」のボタンからメールアドレス等を登録しアカウントを作成
管理画面にログインする
▽作成したアカウントを使い、管理画面にログイン
▽管理画面内でIndeedアナリティクスの画面を確認することができる
Indeedで有料掲載(スポンサー求人)を選択すると、Indeedアナリティクスを通じてデータを簡単に確認できます。
さらに、過去に有料掲載を行ったアカウントでも、設定変更後もIndeedのアナリティクスを利用可能です。
一方、無料掲載の場合、各求人ごとにクリック数を確認できるページが提供されますが、これは直近7日分のデータに限られます。
無料掲載のため、データの精度については保証されていないことにご注意ください。
Indeedアナリティクス活用で分析できる項目・データと管理画面の使い方
ではまず、Indeedアナリティクスの「概要」欄で分析できる項目・情報と活用できる機能を有料掲載・無料掲載と分けてみていきましょう。
応募までのプロセス
求職者が応募に至るまでの以下のデータを確認することが可能です。
有料掲載
・表示回数
・クリック数
・クリック率
・応募開始率数
・応募開始数
・応募完了率
・応募数
無料掲載
・表示回数
・クリック率
・クリック数
・応募開始率
・応募開始数
求人に行き詰ったときは、上記のどこに課題があるのかを知ることができます。
有料掲載求人の効果
上記にあるように、Indeedアナリティクスではクリック率や応募率を確認できるうえ、有料掲載のみ、無料掲載との比較やデバイス別(パソコンとスマホ)の比較なども行えます。
求人効果を高めるためにはこれらの項目も重要になってきます。
求人掲載にかかった費用
有料掲載を行った際の費用の総額やクリック単価、応募単価などが確認できます。
予算管理を行う際に活用できる項目です。
次は「求人のパフォーマンス」欄で分析できる項目・情報と活用できる機能を見ていきましょう。
現在募集している求人情報
現在募集している求人の情報が閲覧できます。
案件別、地域別、キャンペーン別などでも閲覧することが可能ですよ。
フィルター・ソートを使った表示
各種求人情報は、フィルター・ソートをかけて表示させることが可能です。
これは求人のステータスや、クリック数・応募率などのパフォーマンス順、職種名・市町村などの求人情報順等で表示することを可能とするものになります。
求人案件のグループ化
指定した項目でグループ化し、グループごとでのパフォーマンスを確認することができます。
どの方法が効果が得られているのか、逆に効果が低いのはどれかを判断することが可能です。
例えば、勤務地ごとに求人を出していたとして、愛知県の求人の効果は高いが岐阜県の効果は低いということがわかります。
この結果を踏まえて、岐阜県の募集の露出を増やすために別媒体へ掲載をしたり、愛知県の予算は抑えてみたりするなど、予算を最適化することができます。
最後に「広告キャンペーン」欄で分析できる項目・情報と活用できる機能を見ていきましょう。
キャンペーンの予算管理や設定
キャンペーンとは、有料掲載する際に複数の求人の職種名・勤務地・キーワードなどの条件を予算設定でグループ化して管理するための単位の事です。
インディードでは有料掲載をする際に、キャンペーンを使って複数の求人を管理しています。
そのようなキャンペーンの予算や設定を行うことができる機能が、広告キャンペーン欄です。
掲載エリア・職種ごとの様々なニーズでキャンペーンを作成でき、効果を分析するのに便利です。
Indeedアナリティクスの見方とポイント
Indeedアナリティクスの機能についてお話してきたので、次は、実際にIndeedアナリティクスを活用する際に何に気を付けたら良いのかや、確認事項、見る際のポイントなどをご紹介していきます。
表示回数
表示回数が一定数獲得できているかを確認しましょう。
求人広告効果が出ているかどうかは、表示回数を見ればわかります。
表示回数の平均は掲載エリアや職種によって、一定数がどのくらいなのかは変わってくるので、一概には言えません。
人気の職種、そのエリアの人口にもよるので、運用するうちにノウハウを掴んでいくことがわかってきたり、自社の営業担当に聞いてみたりするのも一つの手です。
クリック率
表示回数を確認出来たら、次はクリック率です。
こちらも掲載エリアや職種で多少の差はありますが、クリック率の相場は3~5%だと言われています。
これより低いと、改善の余地があるということです。
クリック率が低い原因は様々ありますが、一番は、自社の求人に魅力がないからと言えるでしょう。
検索結果一覧で、求職者の目を引けてないということなので、求職者の心をつかむような求人広告にする必要があります。
クリック率を上げるための求人原稿の作り方をまとめた記事があるので、是非お役に立ててください。
応募率
応募率は1%をめどに低くないかを確認しましょう。
表示回数やクリック率が高くても、応募率が低ければまったく意味がありません。
求人原稿を閲覧したのに応募が来てないということは、結局求人原稿では自社の魅力が伝わってない証拠です。
有料掲載の場合、クリック費用ばかりかさむ一方なのでスグに改善しなければならない項目です。
クリック単価
クリック単価の確認も重要です。
クリック単価があまりにも高くなっている場合は、競合の入札が高まっている可能性があります。
このまま同じターゲットで行くのか、別のターゲットに切り替えるのか考えましょう。
別の求人媒体に切り替えるのも一つの手です。
クリック単価の相場も職種やエリアにより異なるので、相場を理解している担当の営業までご相談いただくのがおすすめです。
まとめ
インディード運用に欠かせないIndeedアナリティクスの使い方、注目すべきポイントを見てきました。
インディード運用には専門的な知識やノウハウが欠かせません。
この記事を読んで自社に運用は難しそうと思った企業様は「インディード運用代行業者」に依頼するのも一つの手です。
自社で運用できそうなのであれば、この記事の情報を活かして、求人効果をどんどん高めていきましょう!