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近年注目されている第二新卒って⁇採用のメリット・デメリットを解説

2024.6.26

はじめに

はじめに

近年、注目度が高まっている「第二新卒」採用ですが、既に目を付けている企業も多いのではないでしょうか。これから第二新卒採用に力を入れようとしている企業も少なくないかと思います。

そこで今回本記事では、第二新卒とは何なのか、なぜ注目されているのか、採用することでのメリット・デメリットとは、をまとめて解説していきます。

第二新卒って?

第二新卒って?

まず最初に、そもそも第二新卒って?という方向けにその定義を解説していきます。第二新卒というワードは、採用市場で広く使用されているワードです。その定義としては、「学校を卒業して就職した後、数年で退職した若手人材」を指します。想像していた会社・仕事内容ではなかった、他にやりたい事が見つかった、など理由は様々であれ、早期離職をした若手の人材のことを「第二新卒」として企業は採用活動を行います。

第二新卒は、一般的には「学校を卒業後、企業に就職し3年以内の転職者」を指します。ですが、第二新卒の定義は法律で定められているわけではないので、企業によって何年目までを第二新卒と呼ぶかは様々です。

第二新卒と聞いて「既卒」と何が違うの?と思った方もいるのではないでしょうか。既卒とは、第二新卒と同じく明確に言語化はされていませんが、一般的には「学校を卒業後、一度も正社員経験のない人」を意味します。

第二新卒と既卒の大きな違いは「正社員経験の有無」と言えるでしょう。

なぜ注目されているのか

なぜ注目されているのか

新卒採用の激戦化

2024年卒の大学生・大学院生を対象とした大学求人倍率は2023年より上昇傾向にあります。また、企業規模別で求人倍率を見た時に、中小企業が大手企業に比べてその倍率が高く、新卒採用に苦戦しやすい傾向にあります。そのため、結果的に新卒採用と同様に若手人材の確保につながる第二新卒に注目が集まっているようです。

新卒社員の早期離職者

新卒の求人倍率と同じように、離職率も中小企業の方が高く採用担当者の課題となっています。新卒採用の場合、社会人経験のない新卒を採用するため、自身の働くイメージが明確にできない人が多く、理想と現実のギャップからミスマッチを感じることも少なくありません。

新卒の離職率が高かったり、キャリアアップを目標に転職を考える第二新卒がいるため、若手の人材不足に悩まされる企業も少なくないでしょう。その不足した若手人材を第二新卒採用で補おうとする企業が多い傾向にあるため、第二新卒が注目されているといった背景もあります。

第二新卒採用のメリット・デメリット

第二新卒採用のメリット・デメリット

メリット

●年間を通して採用が可能

新卒採用に関しては、政府から広報活動の開始日や正式な内定日などの採用スケジュールの要請があります。さらに、基本的に4月入社なので、企業側の都合やスケジュールに合わせて採用活動を始めたり、入社日を決めたりといったことが難しくなります。

しかし、第二新卒採用では、中途採用と同様に年間を通して自由に採用が可能です。企業側の都合やスケジュールに合わせた採用活動のスタートや、入社日の調整が可能です。

●採用と教育のコストカット

第二新卒が含まれる中途採用は、業種によっては新卒採用よりも採用コストを抑えることも可能です。さらに、第二新卒は求職者に社会人経験があるので、ビジネスマナーを始めとした様々な研修などの教育コストも抑えることが可能です。

●職場に馴染みやすい

第二新卒の人材は他社を経験してから転職してきていますが、経験年数の浅さから在籍していた企業の社風や習慣、価値観がまだ染み付いていない可能性が高いです。そのため自社に馴染んでもらいやすく、柔軟性のある思考や行動で活躍する人材になってくれる可能性が期待できます。

さらには、他社での経験から培ったスキルや技術を自社の業務で活かしてもらい、業務改善や効率化を図れるといった可能性もあります。

デメリット

●ポテンシャル採用

中途採用ではスキルや能力を重視するといった傾向にありますが、第二新卒採用では、スキルよりもポテンシャル重視になります。第二新卒採用の求職者は、社会人経験が浅く、一般的な中途採用の求職者に比べると、スキルや技術、知識の面ですぐに即戦力となってくれるかというと、少し難しいかと思います。

なので、求職者の業務に対する意欲などのポテンシャルを重視して採用した後、しっかりと入社後に育成する必要があります。

●早期離職防止

第二新卒の求職者は、前職を早期離職しているので、自社に入社後は早期離職をしないようにしっかりと対策を練ることが大切です。

求職者の早期退職理由は人によって違いますが、企業と求職者が相互理解を深め、ミスマッチの防止を心掛け、求職者の価値観やキャリアプランなどを面接時にしっかりとヒアリングし、自社にマッチする人材なのかを見極めましょう。

そして、入社後には丁寧にフォローすることを忘れず、相談しやすいような環境や関係性を作りましょう。

まとめ

まとめ

以上、本記事では近年注目されている第二新卒に関して、その定義と注目されるようになった背景、採用した際のメリット・デメリットを解説して参りました。今後の採用活動に取り入れていこうと考えている場合、本記事を参考にしっかりメリット・デメリットまでを理解した上で取り入れてみてください。

自社に合った採用活動ができているか不安、頑張ってはいるけどなかなか結果が出ない、そんな採用活動に関するお悩みを抱えている採用担当者は、ぜひ人財企画までお問い合わせください!

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