採用担当者必見⁉採用担当者の仕事内容やその心構えを解説
2024.6.21
はじめに
部署異動などで採用担当者として任命されたばかりの採用担当初心者は、事前知識がないため、どのような仕事内容なのかさえわからないといった方が多いのではないでしょうか。
初めて採用担当者になった場合、まずは仕事内容や採用担当者として持つべき意識や心構えから学んでいくと、イメージしやすくなるかと思います。
そこで、本記事では採用担当初心者向けに、採用担当者の仕事内容やその役割、持つべき心構えなどを解説していきます。
採用担当者の仕事内容
採用担当者の仕事を簡単に説明すると、「企業の戦略に基づいて、大切な人材を採用すること」です。
日本の現状として、少子高齢化が年々進行していて、それに伴い労働力人口も年々減少しているといったことがあげられます。そのため、より自社が求めている条件とマッチする人材の確保が難しくなっています。そんな難しい採用活動の中で、採用担当者は社内の人たちとコミュニケーションを取りながら、自社が求める人材確保を目指していきます。
採用担当者の企業の中での役割
採用担当者の企業の中での役割は、企業の成長や発展に必要不可欠な人材を採用することです。人材を募集するためのイベントや行事を行ったり、選考を行ったり、合否の判断をしていくことが採用担当者の仕事となるので、採用担当者は企業の成長や発展になくてはならないポジションです。
大切な心構え
企業の採用担当者として任命された場合、4つの心構えが重要になってきます。1つずつ見ていきましょう。
企業の顔である
採用担当者というポジションは、求職者・候補者と企業の誰よりも一番最初に接する人物になります。求職者・候補者からすると、唯一コミュニケーションを取れる企業の窓口になります。イコール求職者・候補者から見た時に、採用担当者は企業の顔となることを意識する必要があります。求職者・候補者の自社に対するイメージをアップし、応募意欲・入社意欲を高められるように、好感を抱いてもらえる対応を心掛けましょう。
深い自社理解・魅力発信
採用担当者は、自社への理解をしっかりと深めた上で、社外に自社の魅力を発信していくことも大切になってきます。求職者・候補者に自社を選んでもらうためには、自社に魅力を感じてもらわなければいけないので、自社のアピールポイントをしっかりと把握し、自社サイトや求人サイト、SNSなどを活用し積極的に発信することが大切です。
誤った情報を発信してしまったり、曖昧な内容のまま情報を発信してしまうと、ミスマッチや離職率の上昇に繋がってしまう恐れがあるので、社内でのヒアリングやコミュニケーションを大切にし、正確な情報を発信することを心掛けましょう。
誠実な対応
求職者・候補者とメールなどのやり取りを行うことも、採用担当者の重要な役割の1つです。そのため、お互いが気持ちいいと思えるコミュニケーションを心掛けることも大切です。
求職者・候補者に対して、適当な対応をしてしまったり、誤った情報ばかり共有してしまうと、企業に対してネガティブなイメージを持たれてしまう可能性があります。それが原因で、口コミに悪評を書かれてしまったり、自社の商品やサービスのイメージまで悪くなってしまうことにも繋がりかねません。結果的に、応募者の減少や売り上げの低下にも繋がってしまう可能性があるので、注意が必要です。
しっかりとした誠実な対応を心掛けていれば、求職者・候補者が結果的に入社に至らなかった場合にも、「採用担当者の対応が丁寧だった企業」として好印象のまま終えることができます。
企業も選ばれる側である
大前提として、企業だけが一方的に求職者や候補者を選べるわけではないという点を、採用担当者は意識しておく必要があります。求職者や候補者も同じく企業を評価し選ぶ権利があります。
「お互いがお互いを評価し選ぶことができる立場にある」ことを今一度しっかりと意識し、採用活動の方法を試行錯誤しながら、求職者・候補者の自社に対するイメージをアップできるように心掛けましょう。
まとめ
以上本記事では、採用担当者として任命されたばかりの採用担当初心者向けに、採用担当者の仕事内容やその役割、持つべき心構えなどを解説してまいりました。
採用担当者として、どういった姿勢で業務に取り組むべきなのか、どのような意識を持つべきなのか、会社の中でどういった役割を担っているのか、本記事を参考に再確認して頂き、採用活動に役立ててください。
採用活動の中でのお困りごとやご相談は、ぜひ人財企画まで!