効果的な求人広告の書き方ー第四弾!職場環境ー
2024.5.28
はじめに
今回もまたまた前回記事に引き続き、効果的な求人広告の書き方の続きを解説していきたいと思います。今回が最終の第四弾になります。前回まででも紹介してきたように、下記の6つの項目を求人広告に記載する際には、工夫をする必要があります。
・キャッチコピー
・職種名
・仕事内容
・応募資格
・給与・待遇
・職場環境
第一弾では「キャッチコピー」に関して、第二弾では「職種名」と「仕事内容」に関して、第三弾では「応募資格」と「給与・待遇面」に関して解説しましたので、まだ読んでいない場合はそちらも目を通してみてください。
今回の第四弾では、「職場環境」に関して解説していきたいと思います。それでは詳しく見ていきましょう。
職場環境
既存社員に関する記載をする
募集しているポジションと一緒に働くことになるチームや部署のメンバー構成を記載することで、求職者が一緒に働く人や環境をイメージしやすくなります。それが結果的に安心感に繋がったり、応募しようと思えるきっかけになったりします。
逆に、既存社員に関する情報が全くのゼロといった求人広告では、求職者がなかなか働く環境を想像できなかったり、どんな人たちがいるのかと不安な気持ちを持ってしまう可能性が高くなります。それが応募まで至らない原因の1つにもなり得ます。
入社後、仲間として一緒に働いていくというイメージを持ってもらうためにも、社員紹介などを記載するのも1つの方法です。
写真を使用する
文字だけで職場の環境や雰囲気を伝えるのには限界があります。自社の職場環境や雰囲気を、求職者にしっかり理解してもらえるように、オフィスや仕事風景の写真を使用することもおすすめです。求職者が仕事探しをする上で重要視するポイントの中に、職場環境の清潔感や雰囲気も含まれていることがあるので、その点を詳しくアピールすることはとても効果的であるといえます。
1つ前の社員紹介に関しても、自分と同年代の社員がいるか、一緒に働くメンバーはどのような人か、気にする求職者は多いので、写真を使用するとより良い求人広告になるでしょう。
具体的な数字を記載する
●残業時間
残業の有無やその平均時間などは、求職者が知りたいと思う項目の中でも上位の条件です。残業時間に関しての記載を求人広告に載せる場合には、「残業あり」「残業少なめ」といった抽象的な表現より、「月の平均残業時間は5時間以内」などといったように、具体的な表現を用いることをおすすめします。
残業時間は、記載が抽象的であった場合、求職者が企業に質問しづらい項目の1つでもあるため、ミスマッチ防止の観点からも明確に記載することが求められます。
●男女比や年齢構成、平均勤続年数
男女比や年齢構成、さらには平均勤続年数も具体的な数字を用いて記載することをおすすめします。求職者の中には、自分と同じ性別の社員の割合を重要視したり、年齢層が近い社員の人数を気にする人も多いです。求職者が20代女性の場合、あまりにも男性ばかりの職場や、年齢層が高い社員ばかりの環境だと不安に感じてしまう可能性もあります。これは男性の場合にもあてはまります。男女比や、年齢構成を載せることで、この不安を払拭することができるので、出来るだけ数字を用いて具体的に記載することをおすすめします。
【例】
男女比 6:4
20代…5人、30代…10人、40代…12人、50代以上…8人
また、平均勤続年数を記載することで、定着率の高さ・離職率の低さをアピールできますし、それだけ働きやすい環境であることを求職者に伝えることができるので、こちらも具体的な数字を用いて記載することをおすすめします。
その他
既存社員のインタビューを載せる
ターゲットに近い年齢や同性の社員のインタビュー記事を求人広告に記載するのも、おすすめの効果的な方法です。これをすることによって、ターゲット層から共感を得ることができたり、求職者に自信が働くイメージをしてもらいやすくなります。
また、実際に企業で働いている社員が、会社について話している生の声を知ることができるので、求職者にとっても知りたい情報の1つと言えるでしょう。
まとめ
以上、本記事では効果的な求人広告の書き方のポイントの中の「職場環境」について解説して参りました。求人広告は掲載して終わりではなく、応募数や求人が見られている回数など、細かく分析をしながら場合によっては求人広告を修正したりと、効果的な運用をしていくことが大切です。
応募数が少ない、ターゲット層からの応募が集まらない、など、掲載している求人広告の課題を分析し、何が原因なのか、その課題を解決するために対策を練ることが大切です。
求人広告に関するお悩みは、まず人財企画までご相談ください!課題の分析、原因の追求、解決策の提案など、効果的な運用に関してのプロ集団がお手伝いさせて頂きます!