効果的な求人広告の書き方!ー第一弾!キャッチコピーー
2024.5.23
目次
はじめに
1から10まで全ての採用活動を自社で行っている企業の場合、なかなか応募が集まらないといったご相談をよくお受けします。応募が集まらない大きな原因の1つが、求人広告の書き方にあります。
そこで、今回本記事では採用担当者なら誰もが知っておくべき「効果的な求人広告の書き方」のポイントを解説していこうと思います。
なぜうちの求人には応募が来ないのだろう、、とお悩みの採用担当者の皆さんは必見です。ぜひ、本記事を読んでいただき、自社の求人広告の見直しをしてみてください。
効果的な求人広告の書き方
早速、本題に入っていきましょう。ターゲットからの応募を効率的・効果的に集めるには、求人広告に記載する内容が大切になってきます。ほとんどの企業で記載しているであろう下記6項目ですが、単純に記載していればいいといったものではなく、そこには工夫が必要です。
・キャッチコピー
・職種名
・仕事内容
・応募資格
・給与・待遇
・職場環境
本記事では1つ目のポイントである「キャッチコピー」に関して、ターゲットにとって魅力的な求人になるような工夫の仕方を解説していきます。
キャッチコピー
1.ターゲットに刺さるキャッチコピーにする
このキャッチコピーで求職者の心を掴めるかが、とても大切なポイントの1つになってきます。ターゲットが魅力だと思うポイントをキャッチコピーにすることで、ターゲットの心を掴むことができ、応募まで繋げられる可能性も高くなります。
ですが、求職者に伝えたいポイントがたくさんあるからといって、キャッチコピーにポイントを詰め込み過ぎるのはむしろ逆効果で、結局何が言いたいのだろう?と、肝心なことは何も伝わらなくなってしまいます。その結果、誰にも刺さらないキャッチコピーになってしまうため、ターゲットを意識して作成することが求められます。
【キャッチコピーの例】
ターゲット:育児休暇期間を経て職場復帰し、キャリアアップを目指して仕事も頑張りたいが、今しかない子供との時間も大切にしたいと思い始めた30代女性
キャッチコピー例:フルリモートの職場で、キャリアップまで叶えませんか?
2.メリットを入れる
“キャッチコピー”と聞くと、頭に残るようなかっこいい文章を想像する方も少なくないかと思いますが、ターゲットに響く文章であることが第一優先なので、ターゲットにとってメリットとなるような文言が入っていることが大切です。
自社と関係のない内容が入った文章や、かっこよさだけを追求した中身のない文章はNGです。また、求職者にとって読みやすい長さであることも大切なので、パッと見てわかるようになるべく短いキャッチコピーを作ることが大切です。
3.専門用語は使わない
キャッチコピーに専門用語を使用するのはNGです。自社の中だけで使われているであろう用語や、業界用語と言われるようなものをキャッチコピーに使用してしまうと、もちろん自社のことを知らないであろう求職者や、業界未経験の求職者にとっては、何のことか理解できずスルーされてしまう恐れがあります。
専門用語を含むキャッチコピーでは、ターゲットには刺さらないため、専門用語などが入っていない、誰が見てもすぐに理解できるような文章にすることが大切です。
4.数字を使って具体的に
キャッチコピーには、具体的な数字を入れることをおすすめします。数字の入ったキャッチコピーで、メリットや魅力を具体的に伝えることによって、ターゲットは「自分がこの会社に入ったら、こういう働き方が出来そうだな」と入社後をイメージしやすくなるので、より意欲的になる且つ不安感も減っていくかと思います。
【キャッチコピーの例】
・残業少なめ → 月の残業時間は5時間未満
・産休・育休制度の利用実績あり → 産休・育休の取得率100%
・休日多め → 年間休日125日
まとめ
以上、本記事では効果的な求人広告の書き方の中から、「キャッチコピー」に焦点を当てて、その工夫方法を解説してまいりました。キャッチコピー1つにしても、これだけの工夫ポイントがあります。
様々な企業の求人広告のキャッチコピーを見ていると、やはり、何を伝えたいのかわからないキャッチコピーや、かっこよくてスマートな文章だけど、どんな仕事なのか見えてこないキャッチコピー、聞いたことのない専門用語が入っていて理解できないキャッチコピーなど改善すべきキャッチコピーを多く見かけます。
ですが、そのままではきっと永遠に望んでいるターゲット層からの応募はもちろん、誰からも応募が来ないといった危機的状況に陥ってしまうでしょう。ぜひ一度、自社の求人広告がNGなキャッチコピーになっていないかチェックしてみて下さい。
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