はじめに

前回の記事で、尾張・小牧市エリアは積極的に工場誘致（地域経済活性化を目的とした、新たな雇用や税収を増やす為の対策として、企業（工場）を誘致すること）を行っている都市で、現在市内5か所に工場適地（工場立地法第3条による、工場立地調査簿に記載された工業用地）があるという説明をして参りました。

小牧市の主要産業は、まさに「工場産業」で今後も拡大予定だということがわかるかと思います。

そこで、今回本記事では、そんな工場産業の人材を確保するための、効果的な求人原稿の書き方のコツを解説していきます。

工場作業員の求人原稿の書き方

求人原稿は、求職者が必ずチェックするものです。どうやったら、数多くの求人案件の中から、自社の求めている人材に、自社の求人原稿を見つけてもらえるか、そのためには、どのような工夫が必要なのか、悩んでいる採用担当者も少なくないはずです。ここからは、効果的な求人原稿を書くためのコツを解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

職種名

まず最初に、「工場作業員の職種名」です。職種名を記載する際には、可能な限り誰が見てもわかりやすい、一般的な表現を使って書きましょう。その分野で、一番多く検索ワードとして使われている単語と合わせて記載すると、検索結果にもヒットしやすくなります。

また、募集しているポジションやレベル、大体の仕事内容、求める知識や経験、資格などもわかりやすく書かれていると良いでしょう。特に専門的な職種の場合は、必ず明記することをおすすめします。

反対に、社内用語や略語などの表現は絶対に避けてください。一般的に理解されない職種名は、求職者の興味・関心を引くことが難しくなってしまいます。

仕事の基本的な枠組み

まず、原稿の導入部分で、そのポジションの概要や社内での役割を、シンプルにわかりやすく説明します。求人情報を見た時に、求職者の関心を一番に引く部分になるので、説明力が求められます。会社の概要、募集に至った背景、今回募集しているポジションに期待されることなど、しっかり書くことをおすすめします。そのような内容を読んで、求職者は興味を持ったり、応募する意思を持ったり、自分に合っている仕事なのか、自分でもできるのかを判断します。

【例】

弊社工場内で、商品の検査を行っていただきます。扱う商品は、手のひらサイズの自動車部品で、重量物を扱うことはございません。また、希望者には荷物の積み下ろしや運搬作業もお任せしたいと考えておりますので、フォークリフトの資格や、普通免許の資格がある方は優遇させていただきます。

また、工場内での簡単なデータ入力や、書類整理などの基本的な事務作業もお手伝い頂きたいため、経験者は優遇させていただきます。（未経験者でもとても簡単な作業ですので、特に問題はありません。）

工場勤務の経験がない方でも、スムーズに業務が進められるように、最初に1週間程度の研修期間を設けておりますので、ご安心ください。

繫忙期に残業をお願いすることもあるかもしれませんが、基本的に残業はありません。（現状、残業は全くありません。）

応募要件

募集しているポジションに必要なスキルや知識、資格を記載します。学歴や今までの経験、持っている資格、技術スキルなど、全てが含まれます。それ以外の、ソフトスキルや個人個人の特性なども詳細に説明することで、求めている人材に近い求職者からの応募が期待できます。ですが、ここであまりにも多くの条件を記載してしまうと、求職者はハードルが高いと感じてしまい、良い求職者まで逃してしまう可能性があります。応募要件はシンプルにわかりやすく、そして関連性の高いキーワードなどを併せて記載しておくことがコツです。

【例】

●年齢・経験不問（高校生不可）

●フォークリフト資格所持者優遇

●CADなど設計、デザイン関連の資格所持者優遇

●要普通運転免許資格

●基本的なPCスキルをお持ちの方（Word、Excel、PowerPointなど）

まとめ

以上、本記事では工場産業が盛んな、尾張・小牧市エリアの工場作業員を募集中の採用担当者向けに、効果的な求人原稿の書き方のコツを解説して参りました。

今一度、自社の求人原稿をチェックしてみて下さい。そして、必要に応じて内容を修正してみて下さい。

自社での原稿作成に限界を感じている採用担当者の皆さんは、ぜひ人財企画までお気軽にご相談ください！尾張・小牧市エリアで未来の人材を勝ち取るためのサポートやアドバイスをプロ目線でしっかりさせて頂きます！