新しい採用手法!採用動画って実際どう?動画制作のポイントも紹介!
2024.2.20
コロナ禍を経て、人材採用においてもオンラインでの情報発信が一般的となりました。そんな中、多くの企業が取り入れているのが、「採用動画」です。本記事では、採用動画を導入することで得られる効果や、動画を制作する上で気を付けたいポイントなどを解説します。
目次
採用動画とは
採用動画とは、求職者に自社の特徴や魅力を知ってもらうための動画です。企業をPRするための広告動画とは異なり、採用活動に特化した動画であることが特徴です。
求職者を対象に行ったアンケートでは、選考中に動画があった方が良いと答えた方は90%以上で、求職者にとっても企業を知るために採用動画は欠かせない存在となってきていることがわかります。
採用動画の効果
情報が伝わりやすい
会社パンフレットなどの文字情報と比べて、採用動画は視覚と聴覚を通じて短時間で多くの情報を伝えることが可能です。また、テキストだけでは伝わりにくい情報も、正確に伝えることができます。
ミスマッチの防止に繋がる
採用動画では、職場の雰囲気や仕事の様子などを具体的にイメージしてもらいやすく、入社後のミスマッチ防止に繋がります。
動画の1分は、webページの3,600ページ分に相当すると言われており、多くの情報を短時間で伝えることができる点でも、求職者の企業理解に役立ちます。
広告宣伝効果がある
TwitterやInstagram、TikTokなどのSNSを利用している求職者も多くいることから、SNSに投稿することを視野に入れて採用動画を制作することで、拡散による広告宣伝効果を期待できます。企業の知名度アップや、好感度アップなど様々な効果が期待でき、自社について知らない潜在的な応募者に見つけてもらえるきっかけとなる可能性もあります。
採用動画のコンテンツ例
企業紹介
企業の事業内容や社内の風景を映像化することで、応募者の企業理解を深めます。会社パンフレットのような役割を果たします。
企業によっては説明会の様子を録画し、動画として公開する場合もあります。説明会に参加できないような遠方の方にも会社を知ってもらうことができるほか、説明会の度に何度も同じ説明を繰り返す手間を省けるという利点もあります。
仕事紹介
実際の仕事内容を知ってもらうことは、入社後のギャップを少なくするという点で重要です。映像で実際の仕事の様子を伝えることで、具体的に働くイメージを持った上で入社することが可能になります。1人の社員に密着し、1日の流れを紹介するコンテンツなどもお勧めです。
先輩社員インタビュー
社員の方に登場していただき、仕事内容や社風、会社の魅力などを語っていただきます。採用担当者が話すよりも、実際に現場で活躍している社員の言葉で語る方がリアルな情報が伝わりやすく、求職者の印象にも残ります。
「こんな風に活躍したい」「こんな人になりたい」という憧れを抱いてもらえるきっかけになる可能性もあります。
動画制作のポイント
採用課題・採用ターゲットを明確にする
自社の採用課題はなにか、採用したいターゲットは誰かによって、制作する動画のコンセプトも大きく異なってきます。
まずは自社の採用課題を明らかにし、どの層に向けたメッセージを発信していくのかを決定した上で、具体的な動画のコンテンツを考えるようにしましょう。
採用コンセプトに一貫性を持たせる
採用動画を制作する上で大切な採用コンセプトですが、動画に限らず、求職者の目に触れるホームページや会社パンフレットなどにもコンセプトが必要です。これらのコンセプトがバラバラであれば、求職者に伝えたいメッセージがブレてしまいます。
採用動画だけでなく、ホームページ、パンフレット、説明会にも一貫したコンセプトを持たせることが大切です。
良い面だけでなく、厳しい面も伝える
つい良い部分だけを伝えがちですが、良い面だけを見て入社した社員が、入社後にギャップを感じて退職してしまっては意味がありません。このようなミスマッチを防ぐため、良い面だけではなく仕事の厳しい面も伝えられるような動画を意識しましょう。
まとめ
オンライン上で企業の情報を集めることが当たり前になってきている今、採用活動において動画による情報発信は非常に重要であると言えます。
採用動画をうまく活用することで、採用活動を円滑に進めることができるようになるほか、入社後のミスマッチ防止にも効果が期待できます。今後の採用活動に、動画を取り入れてみてはいかがでしょうか。
人財企画では、企業の採用活動のサポートを幅広く行っています。求人広告の提案のほか、Indeed運用代行なども手掛けます。人材採用でお困りのことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!