採用担当者がスキルアップを目指すなら⁇おすすめの資格を紹介‼
2024.9.30
目次
はじめに
現在、人事や採用担当を任されている方の中で、入社して数年経過していて一通りの業務をそつなくこなせるようになってきた為、「スキルアップを目指している」という方も少なくないのではないでしょうか。
そこで、今回本記事では、社会的に認められている公的な資格を取得することで、スキルアップをしたいと考えている、人事・採用担当者の皆様向けに、人事・採用担当者が取得すると役立つ資格をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみて下さい。
資格を取得するメリット
それでは、まず資格を取得することで得られる効果、メリットから紹介していきます。
・業務に役立つ知識やスキルが身に付く
・社内評価が上がりキャリアアップが可能
・転職時にスキルの証明が可能
人事・採用担当者の皆様が資格を取得すると、仕事の幅が広がっていくだけではなく、自身のキャリアアップが見込めたり、自身のスキルの証明が可能になったりと、いくつかのメリットがあげられます。
取得過程で身に付く様々な知識や技術の中には、実際の業務においても役に立つことが多々あります。
人事・採用担当者に役立つ資格
スキルアップの為に何かしらの資格は取りたいけど、どのような資格を取るべきか迷うといった方もいらっしゃるかと思います。
ここでは、人事・採用担当者が取得すると役に立つ資格を紹介していきます。1つずつ見ていきましょう。
人事総務検定
人事総務検定とは、人事や総務に関する様々な知識や実務能力を身に付けていることを証明する資格です。資格の種類としては、担当者レベルの3級、主任レベルの2級、課長レベルの1級に分けられています。
特に「人事担当」としての実務能力を証明したい、身に付けたい方にピッタリな資格です。
キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタントとは、職業の選択や職務能力の向上について助言や指導、支援を行う際に役立つ資格です。
キャリアコンサルタントは、学科試験と実技試験の両方に合格しなければ取得できない、難易度の高い資格です。その分、取得を目指すことでかなりのスキルアップが見込めるでしょう。
人材測定コンサルタント資格
人材測定コンサルタント資格とは、採用や人事評価、など社員の育成に欠かせない人材の特性把握に関するスペシャリストであることを証明する資格です。
この資格は大きく「評価分野」と「採用分野」に分けられ、採用分野では、企業戦略に基づく具体的な採用戦略や、求人マーケティングのような戦略的な知識から、人材の測定方法や、面接のテクニック、内定者フォローのような具体的な手法まで、詳しく学ぶことが可能です。
採用コンサルタント資格
採用コンサルタント資格とは、採用に関するあらゆる問題を解決するためのコンサルティングサービスを提供できる資格です。
資格名には「採用」と付いていますが、取得までの過程では人事・採用だけでなく、ほうりつや経営の知識まで学びます。その為、関連する幅広い知識を体系的に習得したい方にはピッタリな資格です。
メンタルヘルス・マネジメント検定
メンタルヘルス・マネジメント検定とは、労働者の精神的な不調や、ストレスの防止・緩和などといった対処法を学べる資格です。この資格を取得することで、メンタルヘルスの視点から見た職場環境の改善や、人事制度の見直し・検討に発揮することができます。
産業カウンセラー
産業カウンセラーとは、職場の労働者が抱える問題を自らの力で解決できるように、心理学的な手法を用いて援助できる資格です。産業カウンセラー試験を受験するには、ある一定の受験資格が求められます。日本産業カウンセラー協会が開講している講座を修了している必要があったり、大学や大学院で特定の単位を取得している必要があります。
ビジネス・キャリア検定
ビジネス・キャリア検定とは、人事や人材開発などの業務に必要な知識や実務能力の評価に関して学べる検定です。
この検定は、「人事・人材開発・労務管理」や「企業法務・総務」「営業・マーケティング」などといった8分野41種類の試験の中から選択して受験します。その為、今の自分、これからの自分に必要なスキルを選択し受験することができます。
外国人雇用管理主任者
外国人雇用管理主任者とは、外国人を雇用する際に必要となるビザや保険といった知識を習得し、要する外国人をトータルサポートする為の資格です。この資格は、資格取得に向けての学習段階で様々な知識を得られるため、今まさに外国人の雇用を行おうと考えている場合、特におすすめな資格です。
社会保険労務士
社会保険労務士とは、社会保険労務士法に基づく国家資格で、企業などの労働者の労働や社会保険に関連する法律と、人事・労務管理の専門家です。法律で制定されているので、名称のみならず専門的な業務も独占する資格です。資格には有効期限や更新がなく、一度取得してしまえば生涯活躍が可能です。
MOS(Microsoft Office Specialist)
MOSとは、ExcelやWord、PowerPointなどのOfficeアプリケーションのスペシャリスト(専門家)であることを証明する資格です。
Officeアプリケーションは全世界で利用されているので、合格すれば資格は世界中のどこでも有効です。実務での業務効率にも直結してくる実用性の高い資格ともいえます。
マーケティング検定
マーケティング検定とは、マーケティング力を身に付ける為の検定で、基礎から応用までマーケティングに関する幅広い知識と実践的なスキルが試されます。
マーケティングの手法に関しては、部署に関係なくそのスキルが必要とされる時代です。マーケティング検定で資格を取得することができれば、それだけ確固たる実践的な知識や能力を備えていることが証明できます。
まとめ
以上、本記事では、人事・採用担当者が取得すると役立つ資格をご紹介して参りました。中には初めて目にする資格もあったかもしれません。資格は多いに越したことはないので、自身のスキルアップを考えている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
ただ、様々な専門知識を要する業務を任されている人事・採用担当者の皆様は、採用活動にだけ時間を割くことは難しいでしょう。そうした中で、効果的な採用活動を行わなければいけません。
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