公開日:2022.11.11
最終更新日:
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トリプルメディアとは?オウンドメディアの重要性も解説!
企業が社会に発信できる唯一の発信源が「メディア(媒体)」です。
メディアというと、マスメディアに該当する新聞やテレビなどを思い浮かべる方が多いと思います。
しかしそれぞれの企業が自分たちの特徴や魅力を発信できるメディアは多くあります。
ではどのメディアに力を入れればいいのでしょうか?
メディアを用いた企業発信について徹底解説します。
企業のマーケティングの核「トリプルメディア」とは
世の中にこれだけたくさんのメディアがあると、
「実際に運用していく上でどのメディアに力を入れていけばいいのか?」という疑問が浮上しませんか。
企業がマーケティングで活用する3つのメディアを、通称「トリプルメディア」と呼びます。
まずはトリプルメディアのご紹介です。
①ペイドメディア
費 用:★★★★★
即効性:★★★☆☆
広告費をかけて雑誌やCM、近年では主にインターネット上に掲載する広告を指します。
ターゲット層以外の層にも幅広く認知してもらう効果も期待できます。
②アーンドメディア
費 用:★★★☆☆
即効性:★★☆☆☆
口コミや比較など、第三者の評価によって周知されるメディアです。
ペイドメディアより安く掲載できますが、評価内容は第三者の手腕によるところが大きく、意図的に制御することは難しいです。
③オウンドメディア
費 用:★☆☆☆☆
即効性:★☆☆☆☆
自社発信のサイトやSNSが含まれます。
他メディアよりも効果が出るまで継続的な運用が求められますが、無料でも始められる他、企業が本当に伝えたいメッセージを直接発信できるのが利点です。
広告に即効性を求めるなら費用をかけて広告を掲載すればよいのですが、予算を考えずに投資し続けるというのは現実的ではありません。
むしろ広告費はなるべく抑えたい!というのが採用担当者ならびに経理に携わる方の本音ではないでしょうか。
広告費を抑えつつ、できるだけ早く効果を出すためには、4つめのメディアであるシェアードメディアが重要になってきます。
④シェアードメディア
費 用:☆☆☆☆☆
即効性:★★★★☆
近年のシェア機能をもつSNSにより、個人間でのシェアや共有を介して多くの人に情報が拡散されるメディアです。
一度注目されれば爆発的な話題性となり、不特定多数の人に認知されます。いわゆるバズるという現象です。
シェアードメディアは他のメディアが企業が主体となって運営されるのと異なり、あくまで個人による情報発信によって成り立ちます。
そのため費用はかからないと言ってもいいですが、いい情報だけでなく、企業にとってマイナスとなる情報あるいは間違った情報なども一気に拡散される恐れがあります。
トリプルメディアとシェアードメディアには、それぞれ強みと弱みがあります。
その特徴に合わせて、メディアを選別し運用していくのが大切となるのです。
その中でも広告運営の主流が、3つ目の「オウンドメディア」です。
次に、オウンドメディアの特徴や重要性を見ていきましょう。
「オウンドメディア」とは
オウンドメディア(Owned Media)とは、企業が自社で保有するメディアのことです。
一般的には、ウェブサイトや自社ブログなどを対象として使われるケースが多く、
パンフレットや広報誌にも分類されます。
企業のマーケティングの核となるトリプルメディアの一つと呼ばれており、
オウンドメディアの他、費用を払って広告掲載をする従来型の「ペイドメディア」と
SNSのような信用獲得のための「アーンドメディア」もこれに属しています。
企業が発信するオウンドメディアの重要性
即時的な効果は得られないオウンドメディアに、なぜ力を入れるべきなのでしょうか?
より早く広く拡散されるシェアードメディアを使えばいいのでは?と疑問に思うかもしれません。
そもそもシェアードメディアの役割は、「情報の共有」であり「情報の発信」ではありません。
つまり、発信される情報がなければ、爆発的な話題性も期待できないのです。
では起爆剤となる情報の発信をどこから行うか。
シェアードメディアの特性を考慮しなくとも、一番は情報の正確性が求められます。
即効性に欠けていても、第三者からの発信ではなく自社からの発信が最も正確であり、
最も伝えたいメッセージが込められるはずなのです。
企業発信のメディアに求められるもの
前述した通り、オウンドメディアによる集客・認知の効果が出るのは、他3つのメディアよりも遅いです。
しかしその理由は「メディアに触れる順番」にあると言えます。
昨今の情報社会において、知らない・興味関心のないものに触れる機会はかなり限定的になりつつあります。
そんな中で、企業を知ってもらうきっかけとなるのがペイドメディアやアーンドメディア、シェアードメディアです。
しかし、情報収集力に長けた人(ここでは特にIT慣れした若年層を指します)は、興味をもった情報があれば、
その正誤性を測るために情報の発信元を探します。採用現場において「企業が運営するサイトやSNSを見た」と答える方が多いのは、
この行動心理に由来します。
つまり、オウンドメディアが無い状態でアーンドメディアやペイドメディアからユーザーを呼び込むことはできませんし、
シェアードメディアにおいても共有するコンテンツがなければ拡散されることはありません。
そのためオウンドメディアに掲載する自社オリジナルのコンテンツこそ、現代のインターネット集客において最も重要なのです。
参考サイト:「PESOモデル」とは何か 新しいPR広告の形をわかりやすく解説 – サックルMAGAZINE (sackle.co.jp)
オウンドメディアは、採用広告の運用にも有効的です。
採用広告の制作や運営方法について、ご不明な点がありましたらぜひ一度当社にご相談ください。
これまでに多くの企業様の採用成功を実現してきた実績とノウハウがありますのできっと力になれると思います。
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